Worries
悩みから探す
つらさや困りごと、身近なテーマから孔子の考え方に触れられます。
学び・成長
学び続ける意味 ― 「学びて時に之を習ふ」
「学びて時に之を習ふ」は『論語』の冒頭の言葉です。孔子にとって学びは、知識を増やすことではなく、繰り返し行い身につけることでした。なぜ学び続けるのかを、大人の学び直しまで見据えて考えます。
温故知新 ― 故きを温ねて新しきを知る
温故知新は、孔子の「故きを温ねて新しきを知る」に由来します。過去をそのまま守るのではなく、そこから新しい意味を引き出すこと。四字熟語の出典と本来の意味、現代への生かし方を整理します。
修己治人 ― 自分を修め、人を治める
修己治人は、まず自分を修めてから人を治めるという孔子の順序です。人を変えようとする前に自分を整える。その考えを、原典の言葉と「政は正なり」という発想から読み解きます。
学と思 ― 「学んで思はざれば則ち罔し」
学ぶことと考えること。孔子は、どちらか一方では足りないと説きました。学んで考えなければ身につかず、考えて学ばなければ危うい。この二つの往復を、原典から読み解きます。
人との関係
恕 ― 己の欲せざる所を人に施す勿かれ
「己の欲せざる所を人に施すこと勿かれ」。孔子の道は恕の一語に集約されると弟子は言いました。自分がされて嫌なことを人にしない。この最も基本的な思いやりを、原典から読み解きます。
君子は和して同ぜず
「君子は和して同ぜず」。孔子は、調和することと、ただ合わせることの違いを重んじました。自分を失わずに人と和する。そのバランスの思想を、原典と現代の人間関係に引きつけて読みます。
孝とは何か
孝は、親を大切にする心と行いです。孔子は、ただ養うだけでは犬馬と同じだと言い、敬う心を伴わせることを重んじました。親への孝が、なぜ人としての基本とされたのかを読み解きます。
忠恕とは何か
忠恕は、孔子の道を一言にまとめたとされる語です。忠は自分の心に誠実を尽くすこと、恕は人を思いやること。曾子が「夫子の道は唯だ忠恕のみ」と述べた意味を読み解きます。
五倫 ― 人の関係の五つの道
五倫は、父子・君臣・夫婦・長幼・朋友という五つの人間関係と、それぞれに求められる道です。孔子の対話を源流とし、後世に整理されました。関係の中でどう生きるかを読み解きます。
直とは何か
直は、まっすぐで正直であること。孔子は、正直でありながら、親をかばう弟子の態度を認めました。正直と情のあいだで、どう折り合うか。『論語』の難しい一節を読み解きます。
自分を律する
過ちを改むるに憚ること勿かれ
孔子は、過ちを犯さないことより、過ちを改めることを重んじました。「過ちて改めざる、是れ過ちと謂ふ」。失敗とどう向き合うかを、原典の言葉から考えます。
修己治人 ― 自分を修め、人を治める
修己治人は、まず自分を修めてから人を治めるという孔子の順序です。人を変えようとする前に自分を整える。その考えを、原典の言葉と「政は正なり」という発想から読み解きます。
君子とは何か
君子は、もともと身分の高い人を指す言葉でした。孔子はそれを、徳を重んじる人の意味へと変えます。義と利、和と同、内側を磨く姿勢など、孔子が描いた君子像と、その目指し方を見ていきます。
智・仁・勇 ― 三つの徳
智・仁・勇は、孔子が君子の備えるべき三つの徳として挙げたものです。知ること、思いやること、敢えて行うこと。この三つがそろって初めて、徳は現実に働きます。その意味を原典から読み解きます。
天と命 ― 孔子の宗教観
孔子は神を説かず、宗教を創始しませんでした。しかし天を重んじ、命を畏れていました。鬼神を敬しつつ遠ざけた孔子の、宗教と実践のあいだの姿勢を読み解きます。
リーダー・仕事
生き方の指針
仁とは何か
仁は『論語』で最も重んじられた語で、人を思いやる心と、人としての完成を指します。孔子は相手によって違う答えを返し、仁を一つの徳目に閉じ込めませんでした。仁の意味と実践を、原典の言葉から読み解きます。
中庸とは何か
中庸は、極端に走らず、状況に応じて適切な一点を選ぶことを指します。どっちつかずとは違います。孔子がなぜ中庸を最高の徳としたのか、過猶不及・時中・中和などの言葉から読み解きます。
孔子の思想を一言でいうと
孔子の思想を「学び続け、思いやりを忘れず、礼によって自分を修め、よりよい社会に尽くす」とまとめ、仁・礼・学・修己治人・中庸という五つの柱から整理します。孔子自身は宗教を創始したのではなく、実践の道を説いたことを確認します。
儒家と儒教の違い
儒家と儒教は、同じ語源を持ちながら指すものが違います。孔子が説いたのは実践の道であり、宗教としての儒教は後世に形づくられました。その違いを、思想と宗教の側面から整理します。
日本と論語 ― 王仁から渋沢栄一まで
『論語』は古くに日本へ伝わったとされ、江戸の儒学、明治の経済、現代のビジネス書まで、長く読み継がれています。日本の思想と社会に、儒学がどう根づいたかをたどります。